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オペレーションの主要な目的は
流れの改善である

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業績、納期遵守、業務費用、品質と安全性など多くの改善目的に個別に手を付ける傾向があります。多くの場合、それぞれが対立する要件を持っているように見えます。

しかし、システムの流れを改善することに注力すれば、これらすべての目的を達成することは可能になります。

対立と思っていたことや部分最適は、無意味になります。

流れの改善は 直感に反します

より多くを、より早く始めることが流れを守るための直感的な方法ですが、これらの行動はたいてい逆の結果を招きます。

より多くがより少なくに

過剰生産は、対立を生み、 流れを遅くさせます。

より早くがより遅くに

障害を克服するために、より多くの時間をかけようとします。しかし、過程が長くなればなるほど、障害が発生する確率も高くなり、軌道修正するのに時間がかかってしまいます。

流れをより遅くする悪循環

より良い予測が答えではありません。
予測できれば良いですし、分かるに越したことはありません!

流れが速ければ速いほど、実際の需要に
より的確に反応することができます。
悪循環を断ち切るためには
より良い予測ではなく
流れを良くすることに注力する必要があります。

流れの改善

1
障害を取り除く
プロセス上の対立を減少させます。 例:手待ち、手直し、バッチ処理
2
仕掛り(WIP)削減
プロセス上の対立の主な原因は 優先順位とアテンションの取り合いです。WIPが多すぎると、内部の対立を増加させ す。WIPを削減することは、流れを改善するための重要なステップです。
3
ドラムをセットする
(投入のペースを決める)
どこの業界や部署であっても、 円滑な流れにはシステム全体の音頭を取るペースメーカーが必要です。ペースメーカ は、消費割合やリソースのキャパシティであったり、ファッション業界におけるコレク ョンライフスパンの方針であったりします。

「流れの4つのコンセプト:

  1. 流れの改善がオペレーションの主要な目的である。
  2. この主要な目的は、(作りすぎを防ぐため)いつ投入しないかをガイドする実践的なオペレーションに落とし込まれなければならない。
  3. 部分最適は排除しなければならない。
  4. 流れをバランスする集中プロセスがなければならない。」
エリヤフ・ゴールドラット博士
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